この4月で,編集者14年目に突入。編集部のサイトに「編集者5年生」を書いたのがだいぶ前のことです。
昨日,若手のメンバーと一緒に,今年入社した方と話をする機会があったのですが,入社の頃はずいぶん昔だなあと,あらためて感じました。一年目ってなに考えてたかなあ。あと、会社のメンバーも一変しました。
仕事を覚えるのは基本はOJTな訳ですが、執筆されている方からしても、読者からしても、新人でして中途半端な出来ですいません、とはいかないわけです。無論そうならないように、先輩たちがフォローして、クオリティを保ってくれていたのでしょう。
自分としては丸10年がひとつの区切りであったわけですが,それから3年経ったわけで。編集者人生が40年ほどとすると,3合目~4合目あたりです。これからの時間の方がまだだいぶ長いので,新しいことにもどんどん取り組んでいきたい。というか取り組んでいかなければ,編集者としてはやっていけないだろう。読者の関心や意識は変わるし、技術革新もあるし,新しい書き手もどんどん生まれてくる。
満然と過ごしていたベテラン編集者も過去には見かけた。その人たちはもういないけど、意識や技量の低さは一年目であろうとすぐにわかることだ。自分が今は見られる立場だ。
まあでも編集という仕事がしんどいと思ったことはなく、楽しんでやってこれているのはよかったと思う。これからもしっかりと歩みを進めていきたい。
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