出版社に勤めている人が身のまわりに多い。
そりゃ出版社に勤めてりゃ,会社に行けばみんな出版社に勤めている人だし,他の出版社の人と知り合う機会も多いだろう,ということではなくて。
子どもがいっている園の同級生の親に1人もいる(自分を入れて4人)。妻の友人の親もそうだ。妻の師匠の夫もそう。とあるつながりの知り合いにも2人。高校の同級生で2人。それぞれ,けっこう幅のある会社規模や境遇で,それも面白い(サブカル系はいないが)。
やはり,東京には多いからだろうか。一説によれば90%以上とも。
出版社自体は4000社を割ったらしい(それにしてもすばらしい漸減傾向である)。
http://www.garbagenews.net/archives/1623744.html
マスメディアでの露出のイメージとはだいぶ異なり,大手は一握りで,ほとんどは数人から数十人規模の中小企業や家族経営企業だ(ひとり出版社もあるだろう)。出版社に勤めている人に出会うと,やはり親近感がある。そしてどこもいまは大変そうではある。
あと編集プロダクションもけっこう多いし,フリーランスの人もある程度いるか。それらの人の方が大変だろうと思うが,あまり知り合う機会がない。
とはいえ,出版社ではなく,新しい形での公刊・表現に携わっている人は多いだろうから,出版業人口はもっと多いのかもしれない。
共通するのは,何かをパブリックする,つまり文章や写真などを用いて,新しい何か生み出し,そして大事なのは普及させるのが仕事だ,ということ。
編集者の気持ちのこもった出版物は見ればわかる。いい出版物が世の中に出るのを見ると,嬉しいし,自分もそういう仕事をしたいと思う。
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